12月25日(木)の朝。
まず、その一歩は鹿児島中央駅から、フェリーに乗る為に鴨池港に向かう。
鴨池港で垂水行のフェリーに乗船。
本日の行程は。
1)鹿児島中央駅からバスで鴨池港
2)鴨池港からフェリーで鹿児島湾を渡って垂水
3)垂水からバスで大隅半島を横断して志布志へ
4)志布志から日南線のドン行で南郷へ
5)南郷から「海幸山幸」に乗って宮崎へ
宮崎に着くのは17時半ぐらいの予定だが。
それぞれの交通機関の本数が少なく、乗り継ぎが命となる。w
ここまでは順調で、桜島を見ながら鹿児島湾を渡る。
約30分で垂水に着岸。
ああ!バスが無い。。
45分ぐらいの待ち時間だ。w
フェリー乗り場のベンチで、しばし海を見る。
たまにはいいね。
志布志行きのバスに乗り、約2時間のドライブへ出発!
左側に海があり、台湾の東海岸、台東から花蓮までの
花東公路(海線)を彷彿とさせる。
バスの旅は、汽車よりも地元の空気が吸えるのが楽しい。
子どもの行列発見!
バスの中では、地元のばあさんが女子高校生になにやら注意をしているのだが、訛りがひどくてまったく言っていることが分からない。w
おお!田舎のバスは160円均一じゃないのね。w
志布志駅に到着。
約45分間のランチタイムがある。
午前中でかなり来たね。
鹿屋航空基地は、戦時中は海軍航空隊の特攻基地であり、現在は対潜哨戒機の部隊がいる。
旧軍の2式大艇や、現代の名飛行艇
US-2がいるはず。
ちなみに、陸軍の特攻基地は対岸の薩摩半島にある知覧である。
「志」の
多段活用で有名な志布志市志布志町志布志にある志布志市役所志布志支所を見学。
わざわざこの写真を撮るために、汽車の出発まで45分しか時間が無いのに坂を登って来た。w
「志」があふれております。w
こういうの好きだ〜。
急いでお昼ごはんを食べよう。
「時間が無いので急いでね。」と言ったら。
おばちゃんが「駅まで車で送ってやるよ〜。」だと。ありがとうございます。w
「黒豚バルク丼」。
バルクって簡易包装のことでしょ。AmazonでSDカードとか買うと、バルク品って封筒で来る。
田舎ほどスナックが多い。w
急いで駅に戻ってきた。
もう汽車が来ていた。
なんと1両編成だ。w
娘たちと一緒。w
話しかけたくなるぐらい、のんびりしてる。
右側の運転手さんはあぐらかいてる。w
窓ガラスが汚れているので、写真が難しい。w
途中から山に入る。
予定通り、南郷の駅に到着。
駅長さんか駅員さんは、女性が一人。
1時間に1本ぐらいしか来ない。
日本の果てまで来ちゃった感満載。
鹿児島人が田舎だと言う辺りだ。w
国道をロードレースのトレーニングが何組も走っていった。
気持ちよさそうだ。
30分ぐらいで次に乗る汽車が来た。
まだ発車までは時間があるが、乗って見学OKとのこと。
おお!かっこいいぞ。
車内の調度は、この路線にある飫肥の杉が使われているそうだ。
杉の匂いがいいね。
2両編成で、トイレは大きいのが1つ。
乗客は鉄男のオジサンと、撮り鉄の青年と私の3名のみ。w
客室乗務員が乗ってます。
しゅっぱ〜つ!
マニアは先頭に陣取る。w
この列車いいわ〜。
景色最高!
いいのかな、乗客3人で。w
日南駅に到着。
私の親戚のお寺があり、学生時代の無銭旅行でここまでたどり着いた。w
日南駅でお年寄りの団体がどどどっと乗って来た。
あっという間に満員。
だが、景色が良いのはここまでだ。ww
飫肥駅で約10分の停車。
地元の特産品とか売ってる。
その後、内陸部に入って行く。
すげ〜、田舎だ。
この地図によると、ピンクの部分が「薩摩藩」なので、もう既に「飫肥藩」の領地に入っているのだ。
穏やかな景色だ。
まっすぐな線路。北海道みたい。
突然、何かが始まった。
客室乗務員さんの紙芝居。
サービス過多じゃないか。w
老人たちは大喜び。
また海辺に出てきた。
ちょうど潮が引いた時だったようだ。ラッキー!
突然、客室乗務員さんからクリスマスのプレゼント。w
昨夜のイヴは軍国酒場で過ごしてしまった私には、神からの贈り物てか口直しであった。w
日が暮れる直前に宮崎駅に滑り込む。
宮崎駅到着。
楽しかったな〜。
◇2014年12月九州縦断鉄道の旅アーカイブ