9月22日(金)、「OCT-LOFT 華僑創意文化園」がここらしい。
地図で確認すると、どうもこの近辺らしい。。
私が今まで持っていた中国のイメージと違う。w
お洒落目なカフェがあり。
ギャラリーや。
渋い本屋さんもある。
多分、私が探していたのはここに違いないな。
最近では「スタートアップ・ウエアハウス(Startup warehouses)」と言って、起業する若者たちが古い倉庫やビルをリノベーションしてお洒落に改造して使うのが流行っている。
古くはニューヨークのSOHOもそうだが、どうもクリエィティブな仕事は最新式のオフィスビルより古いウェアハウス(倉庫)のような建物が親和性が高いのかもしれない。
建物は深圳が開発され始めたのが30年前なので。
その割にはヤレが早いが。ww
内部はそれぞれきちんとリノベーションして、お洒落なオフィスになっている。
日本のデザイン界の人なら、多摩美の上野毛校舎や筑波大を思い浮かべて頂ければ良いのかもしれない。w
この辺りの感じは、如何にも上野毛っぽい。
私も大学院の時はそこで過ごしたので、同じ匂いがする。ww
こういう空気感は今までの中国では出会う事の無かったものだ。
意外と、高度成長期には現れず、次の成熟期に入らないと「くずし」のセンスは磨かれない。
台湾はそのフェーズに入りつつあるが、中国も送ればせながら変わって来たのかと思った。
日本は、古いビルが少ないので、かえって素材が少なくて困る。
ふらふら歩いていたら、レストランが何軒かあった。
こちら側はスタートアップの企業が沢山入ってるエリア。
やはり量が質を生むというか。
日本のしょぼいシェアオフィスやメイカーズの中からは、新しいサービスやビジネスは生まれて来ないんだろうなと思ってしまう。
そのくらい圧倒的なスケールなんだよね。
デロイトの岩淵さんが、世界中のスタートアップのメンバーに転職に「何を一番優先するか?」と聞いたら。
意外と「報酬」は少なくて、「環境」と答えた人が一番多かったそうである。
とても納得できるし、ここにはそれがありそうだ。
少しずつ移動して。
さっきまでいたのが、北区のA5の辺り。
緑の多いエリアに来たら、素敵なお花屋さんがあった。
昔見た、イタリアの都市を思い出した。
ビエンナーレなんかも、街の中の古い建物にアートを展示したりしてたな〜。
同じような匂いがする。
そういう場所は日本には無いもんな〜。
日本のレストランより、あざとい感じが無くて風景に溶け込んでいるのが素敵だ。w
ここでも、移動はシェア自転車。
倉庫跡を改造したアーケード。
ランチに辛〜い米粉食べました。
オレンジジュースも。w
こちらのエリアは、スタートアップじゃなくてギャラリーや店舗が集まっている。
緑が豊かで気持ちが良い。
お洒落なんだけど、ピカピカじゃなくて少しやヤレた感じがいいね。
アパレルのブランドのショールームもあった。
「OMNIA LUO」という中国人デザイナーのブランドみたいだ。
なんだか、最後に正門に来ちゃったみたいだ。w
この辺りが南区の入り口なんだ。
なので、地下鉄の駅に近い。
OCTからここまでくる間には、高級なタワーマンションが並んでた。
本来はこちらから来るのね、裏口から入っちゃったみたいです。w
高級タワーマンションの入り口っぽい。
移動交番。。
お疲れさまでした。
◇2017年秋 深セン・香港出張
9月21日(木):1日目深セン到着
9月22日(金):2日目これがシェア自転車か
9月22日(金):2日目深センの山の手「侨城東街」
9月22日(金):2日目深センのSOHO「OCT-LOFT 華僑創意文化園」
9月22日(金):2日目深センの秋葉原「華強北」
9月22日(金):2日目東門町美食街
9月23日(土):3日目世界最大の複製画生産地大芬油画村(1)