経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
バンドエイドのワークショップ

 毎年後期の授業で「オブザベーション」のワークショップを行うのですが。今年は何をモチーフにしようか思案中。
 先日上平先生と話していたら、以前からやっている「バンドエイドのワークショップ」は同時多発的にあちこちで行われているそうだ。モチーフとしては身近で手に入りやすいからなのか。

 私が以前行ったものは、右手に怪我をして左手で貼りやすいデザインの提案を行ったもの。
 兵庫医療大学で行われたものは、インクルーシブデザイン視点のインスタントシニア体験と組み合わせたものらしい。
 九州大学ユーザーサイエンス機構の平井先生がオーソリティーみたいですね。
 安藤さんの産技大では、絆創膏から救急措置法に展開しているようです。私ももう少し掘り下げる必要ありか。
 
関連情報:
◇私の授業「2008年情報デザインB」「2007年オブザベーション(バンド・エイド編)
◇兵庫医療大学「ユーザ参加型医療デザインワークショップ第1回
◇熊本県民カレッジ「UDエキスパート養成講座(初級)
◇産業技術大学院大学「人間中心設計ワークショップ

 それぞれアプローチが違うから面白い。成果発表会とか、「バンドエイド・デザイン選手権」でもやって、ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)が協賛してくれないかな?
posted by アサノ | 00:28 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
進級制作発表会

 かなり前の話ですが、ネタが無いので登場。
 グラフィックの1年生達が、進級制作の発表会を行いました。皆リクルートスーツでスタンバイ。
 「情報デザインB」で半年間一緒だった娘達も、ちょっと大人っぽくなっていました。
 
 1年生の作品に2年生がコメント。これはいいですね。

 これらの作品は、2月26日(木)からの「卒業制作・進級制作展2009」に展示されます。初々しさが、ある意味卒業制作より面白い。
posted by アサノ | 03:52 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 15回目 学年末試験

 情報デザインBの最終授業は、課題試験といって今までまとめて来たコンセプトを、各自が作品化します。

 半年間の成果が、出来上がっていきますね。

 手法・アプリケーションは自由。提出はA3サイズのPDFです。

 写真をトレースしてイラストにすると、絵の癖が出なくていいですね。

 なかなか完成度の高い作品がありますよ。
 次回は作品を紹介いたします。
posted by アサノ | 13:25 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 14回目 シャッフルディスカッション

シャッフルディスカッションとは
 情報デザインでは、シカゴ学派の社会心理学者G・H・ミードの「他者からの視点=客我」を応用したリフレクションやアクティングアウトなど「気づき」を導き出す手法がいくつか開発されている。シャッフルディスカッションもその一種であり、一部の教育機関では授業やワークショップに積極的に活用され効果を挙げている比較的新しい手法である。
 ミードは、客我とは他者が自分に期待している役割を取り入れることによって形成されると考えられ、他者との関係の中で「社会的自我」は成り立つということを説いた。
 シャッフルディスカッションは、開発者がその製品やシステムのコンセプトを「外化」することにより、オーディエンスからの反応を知覚し、自らの気づきや振り返りを促進する手法である。

 チーム内でのディスカッションの際に、他のチームの人間に参加してもらい、自分達がやろうとしていることを理解してもらうために説明する。

 その説明を聞いた他チームからの出向者は、理解できた内容についてコメントをする。

 このようなディスカッションを、繰り返すことにより、自分達がやろうとしていることの不条理さや非論理性が浮き彫りになり、独り善がりな暴走を防ぐことになる。これを何回か繰り返す。

 グループ同士の入れ替わり方法は、許される時間枠やシチュエーションなどにより、様々なバリエーションがある。工夫して取り組みたい。説明する人間は、必ず交代してチーム全員が行うことも大切である。

 わざと批判的な意見を言う「悪魔の援護者」的なコメンテーターを意図的に入れる場合もある。

 シャッフルディスカッションが終わったら、各チームでリフレクション。コンセプトの精緻化も重要だが、捨てる勇気も大切。

 次回15回目は、実技試験。各自が、今日までまとめてきた背景・分析・コンセプトを元に製品やサービスを視覚化します。頑張ってまとめてください。
posted by アサノ | 02:24 | 情報デザイン 授業事例 | comments(2) | trackbacks(0) |
情報デザインB 13回目 ミニプレゼン

 今回は、先週作ったポジショニングマップを使ってミニプレゼン。

 2008年流行ったものの分析から、2009年に流行るものを予測します。

 このチーム笑えるアイディア。厚底靴のソールに500円硬貨が貯金でき、重さが負荷になって健康になるというもの。こういう発想を笑ってはいけなくて、靴は機器やシステムと考え、硬貨は他のベネフィットに置き換えれば充分に良い発想になる。アイディアは自由奔放な方が良い。

 全チーム共通しているのは「去年より今年の方が不況になる。」と言うこと。それは危機かチャンスか?

 フ〜ン。

 プレゼン後、チームに持ち帰りコンセプトの修正。ユーザの体験を4コママンガに描きおこす。

 メモとスケッチの習慣はついてきたみたいですね。来週は修正したコンセプトを使ってシャッフルディスカッションをやります。課題も終盤を迎えてきました。本日付き合ってくれた、リコーデザインセンターの小野田くんありがとう。今度新年会やりましょう。
posted by アサノ | 01:27 | 情報デザイン 授業事例 | comments(1) | trackbacks(0) |
情報デザインB 12回目 ポジショニングマップ作成

 年明け1回目の授業は、暮れに撮って来たフォトカードを使った「ポジショニングマップ」作り。

 暮れの授業で大体考えてあったので、授業の前半は作業です。おお、ちゃんと並べ方を写真で残しておいたグループもありますね。

 「H20年に流行ったもの」のマップが出来たら、そこから「H21年に流行るもの」を導き出します。

 そうそう壁に貼って作業しよう。

 以前から「壁に貼った方が議論が活発になる。」と言ってきましたが、だいぶ定着してきました。

富士ゼロックス株式会社 ヒューマンインターフェイスデザイン開発部
ワーク観察とプロトタイピングを通じたドキュメントワーク環境のデザイン

 例えば、数種類のスケッチを比較評価するシーンでは、実際のワーク再現ではスケッチが描かれたドキュメントをテーブル上に並べていたが、スキットを通じて、壁面にドキュメントを掲示するのが自然で効果的な作法であるという議論が導かれた。
 この過程で、打ち合わせの参加者全員が無理のない動作や姿勢で視点を共有できることがこのシーンにおける根本的な要求のひとつであり、ドキュメントのコンテンツに対して客観的な評価を下すとき、人は少し離れた位置からそれを見ようとする行動パターンを持つことが確認できた。

2007年日本デザイン学会概要集論文より抜粋

 皆マップが出来たら壁に張り出し、議論を立って始める。
 ドキュメントがテーブル上にあると、意見が属人性を帯びるのに対して、壁に貼ることによって共有化が起きるのだと思われる。
 ブレストは立ってやったほうが良い。

 来週14日(水)の授業のスタート時に、各グループのミニプレゼンがあります。
 リコーデザインセンターの小野田くんが講評に来るらしい。(依頼じゃなくて本人希望)
posted by アサノ | 02:36 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 11回目 ポジショニングマップ

 年内最後の授業は、先週フィールドワークで撮ってきた写真を使って「ポジショニングマップ」を作ります。

 各チーム毎にできるだけ違う写真を27枚選ぶ。

 あ〜だこ〜だ、と議論の上決定。

 Windowsの「写真の印刷ウィザード」を使ってA4用紙1枚当り写真9枚×3枚プリントする。
 小さなサイズに印刷するので、Photoshopでデータを小さくしておくと早く済みます。つうか、重いと大騒ぎ。気をつけましょう。

 チョキチョキとカード状にカット。やはりポストイットより、フォトカードの方がイメージが共有し易いですね。

 さてさて、これを構造化することになります。まずは、どのようなグループがあるか考えて、ポジショニングマップの軸を考えます。軸は高年齢:若年齢とか高額:廉価など対極にあるものを2つ作り、十字架状に配置して、対象の位置関係を表します。

 ちょっと薄くて見えないけど、白い紙の上の十字に軸が書いてあります。このチームはウザイ(明るい):ネクラ(暗い)という軸がありました。いろいろ試してと・・・。

 このチームは、オーソドックスに年齢と価格かな。だいたい決まったら、次回模造紙に貼ってみましょう。といっても年明けです。学生の皆さん、良いお年をお迎えください。
posted by アサノ | 02:43 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 10回目 フィールドワーク

 後期最後の課題「来年流行るものを見つける」というニーズ探索を6週間で行います。本日は、新横浜の街に出て「今流行っているもの」の写真を撮るフィールドワーク。1週間前から考えてもらっていたのですが、ついつい駅ビルに足が向きますね。それより、もう少しメタな視点を持って歩道橋の上から周りを見回してごらん。

 男どもはワラワラとコンビニに殺到。普段の世界観が垣間見えますな。

 今回はフィールドワークといっても、対象者が観察をされていることを知らないシチュエーションです。インタビューもし難いし、撮影も制限されることがあるので、データが採りづらく苦労します。
 大抵のフィールドワークってこんな条件なんですけど。そういう場合は「トライアンギュレーション(三角測量)」と言って、単一出所のデータに頼らずいくつかの異なるデータを合わせて仮説の確かさを高めようとします。Webや雑誌を調べるのも良いし、他のクラスの学生にインタビューするのもいいですね。それをしようと思うか「こんなもんでいいや。」と思うかは、その人達のセンスかな。

 来週は、撮ってきた写真をプリントしてカードソートとマップの制作です。どんな写真を撮ってくるのか、楽しみ楽しみ。
posted by アサノ | 02:42 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB パソコンで清書

 先々週ラフスケッチを描き先週パソコンで清書した作品が、提出されてきました。

 「Qちゃんの引退に迫るー光と影ー」


 「ECOカップヌードル異臭騒ぎ」

 「さまざまな物価の値上がり」原油価格の高騰とバイオ燃料のための穀物価格の関係をバターが食卓から消えたという切り口で。

 「中国毒インゲン事件」から、両国の文化的背景と日本の食糧自給率の低下を考える。

 「県立神田高校入試問題」だれが悪いというのではなく、一つの事柄には様々な考え方があるということ。

 彼らにとっては、身近な問題を「調べて」「構造化」して「視覚化」することは、デザインのスキルだけではなく「生きる力」の取得にも役に立つと思います。
posted by アサノ | 02:11 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 9回目 ニュースのインフォグラフ

 本日は、先週描いたラフスケッチをパソコンで清書。

 前回の「食堂のダイアグラム」と比較しても、かなり期待できそうですね。

 そんなに沢山のサンプルを見ている訳ではないのに、少しずつインフォグラフのルールというか勘所が分かってきたみたい。

 これなんか、いかにもって感じですよね。

 来週から、新しい課題に入ります。デジカメを持って新横浜の街をフィールドワーク。お題は、次週までのお楽しみ。
posted by アサノ | 02:36 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
師走に思う

 そろそろ2008年も終わろうとしていますね。今年の特記事項ってなんだろう?ここ2〜3年間では、情報デザインを俯瞰的に見ようという努力はしてきました。それまでの6〜7年ぐらいは、穴の中で独り言みたいなことを言っていたかもしれない。うちの研究室も出来て今年で10年だからね。
 
 今年のメインは、やはり「情報デザインフォーラム」を作ったことかな。おかげさまで、交友範囲も広がったし、勉強できたことも多かった。今までは、「ユーザ評価」に特化してればいいかと思っていたけど、いろいろな人と交わることで「ニーズ探索」や「情報の構造化」に目が向いてきました。戸惑ったのは学生たちかもしれない。(笑)

今年学び直した事により、自分が変わったなと思ったこと。
1)インタビュー
2)フィールドワーク
3)情報の構造化

 どこが変わったかというと、まずその授業を始めた。「情報デザインB」といいます。今までやっていた「ユーザビリティ」の授業は「ニーズ探索」の部分が増えて「情報デザインC」になりました。
 それらの授業の事例を、高校教科情報「情報デザイン」に活かすプロジェクトも今週から始まります。

 「ああ、勉強した。」ではなく、それによって「どう変わったか?」「何を始めたか?」が大切かと思います。

 とりとめなかったかな・・・。

posted by アサノ | 07:17 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 8回目 

 先週プレゼンをやり残した2チームの話を聞く。

 先生の講義は「インフォメーショングラフィックス事例」

 続いて、自分達で選んだニュースのインフォグラフィック化を行う。最初はスケッチブックにラフスケッチ。

 続いて大きい紙に鉛筆で下書きし。

 最後にマーカーで清書。

 前回の「学食のダイアグラム」よりは慣れてきた感じですね。

 次週はこれをパソコンで清書します。

 マーカーで描くのが定着してきましたね。

 次週の完成が楽しみです。
posted by アサノ | 04:43 | 情報デザイン 授業事例 | comments(4) | trackbacks(0) |
情報デザインB カードソート

 今週の情報デザインBは、先週まとめた「ニュース」を「カードソート」してプレゼンです。

 以前やったカードソートより複雑に、グルーピングしたものを関係性で配置し、重複するものはマーカーで示します。

 エスノグラフィーの考え方で言えば、各カテゴリー毎に分かることはなく、全てのコンテキストの中から、そのルールが見えてくるものなのです。

 途中からは、壁に貼って書き込む。

 なぜか、壁に貼った方が議論が活性化する。次の時間のプレゼンに向けて、内容をつめて足りない部分は書き足す。

 最後にプレゼン。自分達が調べた「ニュース」の構造化を行い、なんらかの意図やルールを導き出す。
posted by アサノ | 04:26 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 学食のダイアグラム講評会

 なかなか良い作品が出来ました。
 
 これは言語(英語)に頼っているので、課題違反?? でもグラフィックとしてはいいね。
 
 この作品は、強弱・大小・濃淡様々な要素が入っていて◎。数字が惜しい。
 
 これはいね。ピクトグラムの連作を作らせたい。

 講評会後は、先々週の続き。「ニュースのインフォメーショングラフィックス」の準備。

 段々物事を構造化する習慣がついてきました。

 来週は、カードを模造紙に貼り、グルーピングします。
posted by アサノ | 03:05 | 情報デザイン 授業事例 | comments(2) | trackbacks(0) |
情報デザインB 第4回目 情報の構造化

 第4回目は、本来は先週やった「参与観察」の「食堂のダイアグラム」をパソコンで清書するはずでしたが、来週私が韓国出張のため、その時に自習でやってもらうことにしました。

 何をしたかというと、矢野さん棚橋さん直伝の「カードーソートを使った情報の構造化」です。

 8組のチームが、半分ずつ「居酒屋メニュー」と「ファッションアイテム」を無作為に30個カードに書きます。しゃかしゃかソートするので、ポストイットよりは少し固めの紙の方が使いやすいです。

 書き終わったら、今度はグループ化してラベルをつける。このラベリングが鍵ですね。

 並べてラベリングが終わったら、記録してカードを回収。ラベルだけ残す。

 次に「居酒屋メニュー」のチームは「ファッションアイテム」のチームから被験者を呼ぶ。「ファッションアイテム」のチームはその逆。

 被験者は「発話思考法」を使いながら、あらかじめ置かれたラベルに合ったカードを置いてゆく。

 置き終ったら記録し、自分達が並べたものと比較して、エラーの数を数える。

 大体1〜5個ぐらいのエラーがある。被験者によっても違い、「ファッションアイテム」は男の子だと、かなりエラーが出る。ターゲットユーザが違うからである。

 よく考えたら、1年生に「居酒屋メニュー」は無かったな。女の子の正答率低し・・・。(汗)

 最初に自分達でゼロから並べたやり方を「オープン法(探索的手法)」と呼びます。ユーザがどのような考えで分類を行うか仮説抽出するための探索的手法。
 次にやった、事前に並べられたラベルにカードを置いて行くのは「クローズ法(仮説検証的手法)」と呼びます。設計者側があらかじめ分類した情報構造がユーザにとって有効に機能するか検証するための手法です。

 テスト終了後、次の課題として「任意のニュース」を構造化する準備に入りました。
posted by アサノ | 02:19 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインB 3回目 参与観察

 情報デザインBの3回目は、「参与観察」です。

課題
 デザイン系専門学校生A さんが 登校すると、本日から1 週間韓国からの交換留学生10 名が来ていた。お昼になり学生食堂に行くと、その留学生達がどうやって食事を注文したら良いのか分からず、右往左往していた。A さんは親切に教えてあげたが、留学生達は食事後セルフで片付けることが分からないらしく、食べ終えた食器をテーブルに置いたまま教室に戻ってしまった。
 A さんは、翌日留学生が困らないように、また食堂のおばさんが片付けに困らないように、学食のシステムを誰にでも分かるようダイアグラム化して貼り出そうと思いました。

□課題:本校の学食のシステムをダイアグラム化してください
□条件:
・学食において参与観察を行うこと。
・外国人にも理解できるよう、言語に依存しないこと。
・本日はアイディアスケッチを提出すること。
・次週コンピュータで清書し、データーを提出すること。

 授業ネタ「学食のダイアグラム」は、完全にカミヒラ先生のパクリなのですが、そこに参与観察を取り入れたところが新しい?
 1時間「エスノグラフィー」の講義の後、2時限目は学食で「参与観察」。チームメイトに、学食で食事をする過程を演じてもらい、その行動を記録します。

 生活者は、自分の行動を発話しながら、普段の振る舞いをトレース。調査者は弟子が師匠に聞くように質問を繰り返します。

 授業のねらいは、観察からデザインをすること。おお、右の学生はフィールドワーカーらしいいい味を出していますね。

 こういうことは、男の子の方がテレが入りますね。

 女の子はテレがなく、むしろ楽しく振る舞う。

 3時限目は教室に戻り、記述を基にインフォグラフのプロトタイプ制作。

 「先生プロトタイプってなんですか?」と質問あり。男の子が「試作品だよ。」と答える。

 シャープペンシルをやめて、水性ペンに変えたら筆のタッチが激変しました。

 次の授業でPCを使って清書をします。
posted by アサノ | 02:18 | 情報デザイン 授業事例 | comments(1) | trackbacks(0) |
情報デザインB 2回目
 本日は「オブザベーション(観察法)の授業。
 まず最初、自由に「BAND AIDのデザイン」をしてもらう。

 かなり「コスメティック」なデザインが多い。これは想定内というか。思うつぼだ。(笑)
 続いて、オブザベーションを実施。

 左手を使ってBAND AIDを貼る。
 結構みんな大喜びだ。

 4人で1チームを作り、交互に作業をしてもらう。

 作業ステップを時系列に記述する。
 書いたら、「気がついたエラー」と「改善案」をチーム内でまとめる。

 ユーザを想定して「仮説ペルソナ・シート」を記述。
 ここで「誰のためにデザイン」するかが決まる。

 そして、もう一度デザインしてみる。
 授業の最初に描いたものと比較し、「デザインには必然性」があることを学ぶ。

 うう、ここまでやっても「かわいい系デザイン」は多いのね。

 お互いの作品は、必ず見て参考にする。
 良いところは取り入れ、自分のオリジナルは深める。思ったより真似はしないものだ。

 本日のまとめ。いきなり「コンセプト」から始めるのではなく、「観察」→「分析」から始めよう。
posted by アサノ | 04:29 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
たまにはデッサンの授業を覗く

 午前中、デッサンの授業を覗きに行ってきた。私が受け持つ「情報デザインB」を受けている子達の授業だったので、タイミングが良かったです。

 改めて見ると、先週なかなか良いダイアグラムを描いていた子は、おしなべてデッサンも良い。空間認識力があるのでしょう。高校のデザイン科や美術コースを出ている子も多くなってきました。
posted by アサノ | 11:41 | その他の授業 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインBはじまる
講義のppt

 後期授業がスタートしました。私が担当する「情報デザインB」も始まりました。今期担当するのは、インフォグラフィックの情報デザインBとインタフェースの情報デザインCの2科目です。どちらも150分×15週。

 初日は「アイディアスケッチの描き方」の講義。デッサンはやっているのですが、こういうことって意外と教えていない

講義のppt

 2つの絵とは、デッサンとアイディアスケッチってことね。アイディアスケッチにも、上流の思考を可視化するダイアグラムと下流の制作物のエスキースとしてのラフスケッチがある。

POWERS OF TENを観る

 演習は「POWERS OF TEN」を観て、ダイアグラム化すること。最初ですから、無茶苦茶やってみましょう。

ダイアグラム化

 おやおや意外と描いてますね。来週は、もう少し画材を揃えて来ようね。
posted by アサノ | 05:42 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
次年度の情報デザインの授業
 来年の情報デザインの授業の計画を立てています。本校では、1年生の後期にその授業が15週間あります。19年度は、ゲーム科とWeb科が履修していたのですが、20年度からは「論理的思考力」をつけさせる為に全学科が履修することになりました。

□情報デザインA:ミュージック科
□情報デザインB:グラフィック科・CG科
□情報デザインC:ゲーム科・Web科

 というラインナップになります。本当にこの人達に情報デザインの素養が必要なの?という印象はあるのですが。私のテーマは「万人のための情報デザイン教育」ですから、頑張りましょう。

内容はというと。
■情報デザインA:観察からのデザイン
フィールドワーク・ペルソナ/シナリオ法・認知的ウォークスルー法など
■情報デザインB:伝えることのデザイン
インフォメーショングラフィックス・地図・料理のレシピ・ダイアグラムなど
■情報デザインC:経験のデザイン
ラピッドプロトタイプ・プロトコル分析など

 本来なら一人の学生が縦列や並列で学ぶ事柄ですが、翌年の21年度には初中上級のメソッドとして応用できればと考えています。「情報デザインA」あたりは、高校の教科情報の情報デザインでも使えるコンテンツに出来るかなと思ったりして・・・。
posted by アサノ | 12:30 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
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